- Home
- 寺社めぐり, 準西国稲毛三十三観世音霊場
- 第2番札所「萬休山 福聚院 観音寺」さん
第2番札所「萬休山 福聚院 観音寺」さん
- 2020/9/16
- 寺社めぐり, 準西国稲毛三十三観世音霊場
- コメントを書く
「萬休山 福聚院 観音寺」さんは、真言宗豊山派の寺院。
武州稲毛七福神の恵比寿さまのお寺さん。
小田急生田駅から歩いてすぐの高台にあり、電車の音はするが樹木も多く落ち着く。
多くのお寺さんで「六地蔵」さんが安置されていることが多い。
「お地蔵」さまと呼ぶことが多いが「地蔵菩薩」さまというのが正式で「菩薩」さまなのだ。
可愛らしいのでついつい「お地蔵」さんと呼んでしまう(^_^;
ところで、「六」は、仏教の六道輪廻の思想に基づいているらしい。
地獄道、餓鬼道、畜生道、修羅同、人間道、天道という六道、六つの世界があると考えられ、「地蔵菩薩」さまがそれぞれが衆生の苦しみを救ってくださるのだといわれている。
ここ「観音寺」さんの「六地蔵」さまは、同じ時代に安置されたものではないと思われる。
お顔立ち、形式が異なっている。
逸話があるのかも知れない。
寺社の柱や門などに名前を書いた貼り紙を見かけることがある。
これは【千社札】と呼ばれるもので、自分が来た証拠として残す風習が江戸時代からはじまったようだ。
なかには、立派な木札のものもあり、はしごで貼ったと思われるものもある。
ただ、上貼り禁止、黒一色などのルールがあり、貼るときは寺社に許可得るのも礼儀のようだ。
味わいがあってとてもいい...私も作りたいなぁ…千社札!!
高台にある「観音寺」さんの道路に面したところ。
『五反田稲荷』さまと『地蔵菩薩』さま、そして寺標と(井戸も…)。
きれいに整備されていて、地元「五反田」の名前と神社とお寺の横並び。
昔ながらのこういう信仰は好き。
御朱印にも「五反田 生田村」の印。
昔から寺社は、地域に根ざしたもので、人々の交流の場だったと思う。
現代にもおいても寺社の役割があるのではと感じる。
※暑い中での参拝で、ご住職が冷たいペットボトルのお茶をいただいた。こういう心配りは、気持ちがほっこりとする(^.^)
【注意】(2020年9月記)掲載記事は、内容がかわっている場合があります。
内容に『過誤』があるかも知れないことをご理解ください。
率直な感想・気持ちなどを記載しました。