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1.バリアフリー住宅

日本の住宅講造の問題点


1.段差が多い
 2.尺貫法モジュールで造られた住宅
 3.住宅が狭い
 4.和式の生活様式(床座)
 5.夏向きに造られた住宅

◆1.段差が多い
 日本の住宅は木講造が基本となっていることから床面に段差ができやすい。例えば、玄関の敷居、上がりかまち、和室との洋室、脱衣室と浴室などの床面。
 段差にひっかかり、高齢者や障がい者が転倒事故を起こすことも多い。

◆2.尺貫法モジュールで造られた住宅
 日本の住宅は、メートルではなく、尺貫法を基準に造られているケースが多い。
 1尺は約30.3㎝で、廊下、階段などの幅は、柱芯から芯までの距離を910㎜=3尺とする場合が多い。この場合の内寸は、130㎜ほど狭くなり、780㎜が一般的である。
 この結果、廊下や開口部の有効幅員が狭くなり車いすなどでの移動が困難になる。

◆3.住宅が狭い
 日本の住宅面積を先進諸外国の住宅面積と比べるとかなり狭い。これは、住宅全体だけのみならず1室の面積も狭い。
 さらに生活様式の変化で、家具や電気製品がなどが増え、ますます使用できる床面積が減ってきている。
 高齢になりベットでの生活を試みた場合、設置できないケースもある。

◆4.和式の生活様式(床座)
 日本の生活様式は、畳などに座って生活する床座と呼ばれる生活が基本であった。このような生活は、床に立つ、床に座るという動作を余儀なくされ、身体機能が低下した高齢者や障がい者には負担になる。
 また、近年は減ってきたものの、和式トイレ、和式浴槽は、高齢者や障がい者にとっては利用できない状況にある。

◆5.夏向きに造られた住宅
 日本の住宅は、日本の風土(高温多湿の夏)にあわせて造られこともあり、一般的に冬の寒さには弱く、身体虚弱になった人、特に循環器系に疾患のある人には不向きである。

hiro/広い廊下、広い浴室・浴槽が良いというわけではない。身体状況によっては、適した広さがある。特に浴室での事故も多く、広いことでつかまることができない、踏ん張れないことでの事故もある。
 また、身体機能の訓練を考えた場合、少しの不便さが良いこともある。

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